アザミ沢鉱山を調査しました。
今年初めての鉱山調査として、北杜市のアザミ沢鉱山跡の調査を行いました。
山梨学院大学考古学研究会との合同調査です。
山梨学院考古学研究会のメンバーは、1年生の5人。初めての参加です。
このため、十菱先生より詳しい説明を受けて出発します。道の途中でも、先生の説明が入ります。
堰堤を越えて、アザミ沢を上流に進みます。(この写真では分かりませんが、中央上よりに、参加者が小さく写っています。)
ガレ場(粒状の石が堆積している場所、この場合水晶を掘った跡の水晶片が散在している場所)の様子から、この鉱山はそれほど大きな規模ではなかったことが分かりました。
水晶片が落ちているガレ場。
頭(結晶の六角柱の先端部分)があるものが少ない。
盗掘の跡は見られなかった。
ガレ場を中心に調査を行う。
明確な坑道跡は見つからなかったものの、周囲の様子から坑道跡地とほぼ断定できた。