水晶峠バッタリ鉱山跡の調査を、山梨学院大学考古学研究室と合同で行いました。

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水晶峠バッタリ鉱山跡の調査を、山梨学院大学考古学研究室と合同で行いました。

投稿日:2012年6月23日 投稿者: カテゴリー:鉱山部会 コメント:なし

当初6月16日に計画した水晶峠バッタリ鉱山跡の調査を、天候不順のため延期して、6月23日に行いました。今回の調査には、当法人鉱山部会のメンバー3名と十菱駿武先生(山梨学院大学講師・当法人参与)率いる山梨学院大学考古学研究会が参加しました。
また、地元テレビ局UTYの記者とカメラマンの2名と、山梨新報社の記者1名の同行取材もありました。
バッタリ鉱山跡では、ズリの上方に坑口と思われる箇所1箇所と、坑道1箇所が確認されました。坑内には小さな水晶脈が確認されたものの、群晶などは見受けたれませんでした。
ズリの周辺には多数の盗掘跡が見られるものの、昨年の調査に比べて、あまり数の増加はないようでした。これは、マスコミによる報道の影響や、警察等行政による看板設置などの効果があるものと考えられます。昨年の調査時にはなかった、盗掘禁止の立看板が多数立てられていました。
合わせて、近代産業遺産として、炭焼き跡の調査も行いました。


水晶峠に向かう途中で川を渡るが、普段よりも水量が増していた。梅雨と台風の通過にともない、雨量が多かったためと推測される。



水晶盗掘禁止の看板が多数見られた。昨年の調査した時には無かったもので、その後設置されたものと思われる。



ズリの場所の調査。

広がりを計測している。今回の調査では、学生の参加が少なかったため、当法人メンバーの活躍が目立つ。



坑道の中に入って調査を行う。

入り口は狭いものの、中は広くなっており、途中から二股に分かれている。



坑道内の水晶脈。

坑道側面に見られた水晶脈だが、規模はあまり大きくない。良質の水晶は見当たらなかった。
岩石の割れ目に、水晶の元になる成分をを含んだガスが入り込み、冷えて結晶化してできる。
昔の水晶堀の人は、「つる」と呼んで、崖に露出したところから追いかけ晶洞を探したといわれている。


大量の一升瓶が散乱している。

大量の一升瓶や瓶が散乱しており、炭焼きなどを行った際に寝泊りした場所と考えられ、小屋跡もある。近くの小川には水門があり、水晶も見つかった。ズリからは離れているため、ここで水晶が産出したのではなく、選鉱に使われたと考えられる。

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