乙女鉱山の調査を、山梨学院大学考古学研究室と合同で行いました。

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乙女鉱山の調査を、山梨学院大学考古学研究室と合同で行いました。

投稿日:2012年4月30日 投稿者: カテゴリー:鉱山部会 コメント:なし

当法人鉱山部会と、十菱駿武先生[山梨学院大学講師・当法人参与]率いる同大学考古学研究会と合同で、乙女鉱山の調査に入りました。
今までの調査では山梨市側から入っていったのに対し、今回の調査では初めて、甲府市側からの入山調査となりました。甲府市議会議員の山中議員も同行し、甲府市の職員3名が坑口(通称D抗と呼ばれている)まで、案内してくださいました。山中議員は、市の活性化のため、観光資源などとして活用できないか状況確認のために参加されました。
今回の調査では、坑口が埋没しているものの、坑口から川に向けて、トロッコの線路が敷設されているのが残っているなど、産業遺産として貴重な様子が伺えました。また、盗掘も坑口周辺では、思ったほどひどくないことも分かり安心しました。しかし、甲府市の水源地域でもあり、現状の保護の必要性と、活用の可能性の両面を感じさせる調査でもありました。


甲府市市民いこいの里に集合して、顔合わせ・内容の確認を行う。
ここから、坑口まで市の職員に案内していただく。林道から坑口まで、最短距離でいけたのは案内のおかげ。でも、急な斜面を下り、知っていなければ、絶対にいけないような道でした。



埋没した坑口(通称D抗と呼ばれている)の様子。
坑道保護のための鉄骨がむき出しになっている。
鉱石を運び出すためのトロッコの線路が、川に向かって長く敷設され残されていた。



埋没した坑口の他にも、空気抗と思われるものなど、いくつかの坑口が見つかる。
位置や大きさなどを確認し、記録していく。



産出された鉱物や、薬品によって、川が汚染されないようにした選鉱所の跡。市の記録にも残っていることを、職員の方が教えてくれた。



坑口から離れたところにある生活の跡。一升瓶や瓶の破片が散乱している。このあたりは、石垣を築き平地を作って、ここで生活をしながら鉱山労働をしていたのが偲ばれる場所。

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